あなたの「腸力」高いですか?

突然ですが、あなたの「腸力」は高いですか?

「腸力」と言われてもピンとこないかもしれませんね。

そこで、まずは、以下の質問に答えてみて下さい。

□ 便秘気味で毎日はお通じがない
□ 便の形が、バナナ状ではなくコロコロだったり、柔らかい。
□ するっと便が出ない
□ 便の臭いが無臭ではなく、臭う
□ 便の色が茶色いもしくは黒っぽい
□ 食べた後に胃や下腹部が張る感じがある
□ オナラが出る
□ オナラが臭い
□ 胃やお腹が痛くなることがある
□ 胃がもたれることがある
□ 便秘薬や下痢止めの薬を飲んでいる
□ イライラすることが多い
□ 不安や心配になることが多い
□ すぐ風邪やインフルエンザなどひきやすい
□ アレルギー症状がある(鼻炎、喘息、アトピー皮膚炎など)
□ 過食気味
□ 食欲がない
□ 疲れやすくなった、疲労回復が遅い

もし、この中で一つでもチェックがあったら、あなたの「腸力」が弱っているかもしれません。

「腸力」を発揮できない状態


「腸は第二の脳」の理由

1、免疫細胞全体の6割が腸に待機していて、侵入してくる敵と戦っています。

2、幸せホルモンと言われる「セロトニン」は、95%が腸で作られています。
セロトニンは、体のリズムを整えたり、ホルモンと同じような働きをしたり、睡眠の状態にも関係しています。
つまり、不眠、うつ症状に密接な関係があります。

3、体温の調整や痛みの認知、食欲の制御や消化・吸収に至るまで、私たちの体の機能に多く関わっているのです。

つまり、本来、腸が持っている力「腸力」を発揮できない状態ということになります。

「腸力」低下による病気

過敏性腸症候群、腸閉塞、大腸憩室症、大腸がん、直腸がん、巨大結腸症、卵巣腫瘍、骨盤腹膜炎、
全身性強皮症、頸椎症、脊髄の腫瘍、甲状腺機能低下症、褐色細胞腫、低カリウム血症、裂肛、本態性低血圧症、高血圧 など

「腸力」低下による症状

皮膚が硬くなる、嚥下障害、咳、息切れ、関節痛、 肩こり、上肢の痛み・脱力感、手指の感覚異常、背部痛、
手足の痛み・感覚鈍麻、歩行障害、汗をかかない、寒がり、皮膚の乾燥、脱毛、顔のむくみ、かすれ声、頭痛、
発汗過多、動悸、やせ、胸痛、視力障害、脱力感、筋力低下、吐き気、嘔吐、多尿、多飲、排便に伴う肛門の痛み
出血、倦怠感、めまい、動悸、頭痛、息切れ、肩こり、下痢 などなど

便秘など腸力低下の状態のままだと、こんなにたくさんな症状や病気につながってしまいます。
様々な病気と原因不明のつらい症状の根本原因は「腸」にあったんですね。

便秘や下痢になった時に、とりあえず「薬」を飲むのは、対処療法にしか過ぎません。
また、長く薬を摂り続けることによる「副作用」も心配です。

「腸力」をアップさせるためにできること

・腸を温める
腸マッサージでセロトニン分泌アップ
マッサージをすると腸が温まります。
温まることで幸せホルモンの「セロトニン」の分泌が促されます。
腸を触ってあげることだけでも、ホッとできますよ。

腸マッサージのやり方
1、楽な姿勢をとる 仰向けに寝るかゆったりと座る
2、両手を重ねて、おへその周りを時計回りにゆっくりまわす。
※力を入れ過ぎない。優しくゆったりと。

・腸を休ませる
断食(ファスティング)、または少食にする。
365日24時間休まず働いている腸を休ませるために、食事を摂らない、もしくは少食にする。

・腸を育てる

腸内環境を良くするために、発酵食品を食べる。
日本は発酵食品の宝庫です。
味噌、醤油、ぬか漬け、納豆、甘酒などなど

腸内の善玉菌がより元気になるように、発酵食品を摂るようにしましょう。

「腸力」をアップさせて、腸から元気に!
美容も健康も腸からはじまります。

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