砂糖は麻薬?!

砂糖ってこわい!

私たちは疲れた時に、疲れを取ろうとして、何かを食べたり飲んだりします。
交感神経の緊張から、カラダが血流不足になったり、血糖値が下がっている状況を
「食べる」という副交感神経のスイッチを入れる=「糖」を補給する
さて、疲れた時に欲しくなるものは人それぞれ違いますが、
圧倒的に「甘いもの」が多いと思います。
女性も男性も。

疲れた時は低血糖になっているわけなので、甘い食べ物は副交感神経を刺激してリラックスを促し、
手っ取り早く血糖値を上げてくれるので、疲れにはよいわけです。

ストレスを疲れが蔓延する現代社会でスイーツが人気になる理由もわかります。

甘いものの摂り過ぎは疲れやすさのもとになる

甘いものに含まれる砂糖は「ショ糖」と呼ばれ
カラダのエネルギーになる「ブドウ糖」にまで分解される過程が短く、
体内に入ると、急激に血糖値や体温を上げる作用があります。

簡単に考える良さそうに思えますが、
血糖値が急激に上がることで、血糖値を下げる働きのあるインスリンの分泌を誘発し、
今度は急激に血糖値も体温も下がります。
この下がり方が早いので、短時間で低血糖になり、すぐにお腹がすいて何かが食べたくなってしまいます。
そしてまた、すぐに血糖値を上げてくれる甘いものに手が伸びるという悪循環に陥ります。
こうして「甘いもの」に対して依存してしまうんです。
依存性のある薬と同じです。

アメリカのナンシー・アップルトン博士は砂糖の害を140以上を挙げています。

免疫力低下 子供の非行 胎児および乳児の筋力形成に悪影響 アルコール依存症 心臓病 虫垂炎
血中ビタミンE低下 白内障 パーキンソン病 脂肪肝 近視 うつ アルツハイマー 過食 精神的不安定 ADD悪化 
肺がん ポリオ 新生児の体重低下 物忘れ 便秘 胃がん メタボリックシンドローム 肝臓がん にきび テストステロン分泌量低下

エネルギーのもとになる糖は自然の甘さ

「ショ糖」は急激に血糖値を上げる=危険
ゆるやかに血糖値を上げてくれるものとは?
それは、自然の甘さ
果物であったり、黒糖、はちみつやメープルシロップなど。
体内に入っても、ゆっくりと血糖値が上がっていくので、急激に血糖を下げようとする作用も働きません。

疲れた時はホッとするための「甘いもの」をしっかりと見極めていきましょう。

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